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Posted by TI-DA at

2006年04月15日

新ブログのお知らせ

沖縄那覇への引っ越しにともない、新ブログを開設する事になりました!
「オキナワ風景〜naomi can〜」沖縄の素顔を探して。
お引っ越しします。
これからも宜しくお願いします(^^)ノ

  


Posted by ナオミ・キャンベル(缶) at 20:14Comments(3)ワタクシゴト

2006年04月15日

サヨナラ。ヨナグニジマ


この美しい青の世界へ、私のマブイ(魂)の欠片を落としてしまったのは、今から5年前でした。
ダイビング中、海中でパニックで過呼吸になった私は、海上の光の揺らぎを見つめながら意識がもうろうとしてきてしまったのです。
マスクを取ろうともがいた瞬間、両脇から他のダイバーに押さえられ、どうにかパニックから自分を取り戻す事ができました。
でも、あれからすこし私はおかしくなってしまったようです。とはいっても、人がわかる様な変化ではなく、私の内面で起こっている変化です。
すこしでも心理的なプレッシャーがかかると、過呼吸とまではいかずとも、呼吸が乱れ、心拍が上がるという事が度々ありました。
そして、呼ばれる様に決まった与那国転勤。

私のマブイ探しの旅が始まりました。

与那国島での生活は、とても素晴らしいものでした。
大変な事もありましたが、あの島が与えてくれる独特の優しさと厳しさ。
そのバランスが育むものは「愛」でした。

辛い事も楽しい事もありました。
それでもやっぱり素敵なところだったと思います。
とくに、島の自然にはたくさん癒されました。とくに子育てのストレスは、都会と比べるととてつもなく軽いと思います。
家でどたばたしても集合住宅と違って怒る必要もありません。
道でかけっこしていても、注意はしても、ヒヤヒヤするほどのことはありません。
それよりも転んでも安心な大地と、泳がせて楽しい海が、すぐ目の前にあります。
渋滞もないからストレスはありません。
美しい風景があるから、気を使った余計な会話はいりません。
ただ、だまって美しい風景と心地のいい風に体をゆだねながら、ゆっくりと子供をみていれるのです。


ある日、東京から来た友人のRさんから、ある方を紹介されました。
それから、その方と仲良くなり、お魚などを頂きました。
その方は神人の血をひく方で、Rさんが仲介になってくれて、マブイを落とした話をしました。
「海に行って、石を拾って肌身離さずにもっていなさい。そうすれば大丈夫!」

マブイはきっと体に戻ってきています。私はだいぶ元気になっていましたから。
だけど、不安が残っているのです。
マブイは戻ってきたのか。と...

その数日後、海に行きました。
私にとって心が落ち着く海があります。
たぶんこの辺に私のマブイがあるのではないか...
そんな気がしていた場所です。

その場所に行き、石をひとつ拾って唱えました。
「マブヤーマブヤー、ムドゥティクーヨー、ウーティクーヨー」

これで私のマブイ探しの旅が終わりました。

与那国には不思議な力があります。
それは、人を呼ぶ力です。
この島には、「島に呼ばれた」人がたくさん住んでいます。
不思議と人を選びます。
島に呼ばれる人。
島に拒絶される人。

これは、けして人為的ではなく、人を呼んだり拒絶したりするのです。
私は島に拒絶された節がありましたが(ダイビングで恐い思いをしたり、飛行機で恐い思いをしたり..笑)、最後はちゃんと私を返してくれました。ありがとうございます!

ブログで与那国のことを書けて、本当に良かったです。
少しは島へ恩返しができたでしょうか。
わかりません。
でも、与那国のことは、ずっと見つめ続けていきたいと思います。
大好きなあの場所、優しかったあの人、みんないつまでも幸せでいてください。
さよなら、与那国島。また会う日まで...


おわり  


Posted by ナオミ・キャンベル(缶) at 20:09Comments(6)与那国ライフスタイル

2006年04月10日

引っ越し貧乏+新生活

金が無い。金が無い。金が無い。。。
「ガソリン1000円分」という自分が切ない。

皆さん、ご無沙汰しております。ナオミです。
どうにか元気でやっています!
気がつけば早いもので4月10日になっていました。
今日から夫の仕事が始まり、息子は号泣しながら幼稚園に行きました。
しばらく、この生活に慣れるまでに時間がかかりそう。
お母さんである私はみんなの生活が順調に行くまで、家族中心生活に徹底しようと思っています。しばらくは更新が出来ないかも知れませんが、お陰さまで家族みんな元気で頑張っていますので、安心して下さい。
那覇ブログを立ち上げる予定です。近況報告と久しぶりに戻った那覇の新発見を綴る目的も兼ねて、ブログは続けていこうと思いますので、これからもよろしくお願いします!

それから、突然話は変わりますが、与那国空港に見送りにきてくれたみなさん、本当にありがとう!!!
飛行機にのってから、涙がどーっと溢れてきました。
それから、ロビーに息子のナップサックを忘れたことに気がつきました(笑)
取りに戻れない切なさで、また涙が出てきました。
残務整理で島に残っている夫の仕事をひとつ増やしてしまいました。ははは!

それにしても新生活はいろんな出費がありますね〜。
駐車場代に両親から借りているマンションの管理費だって!ただいま、引っ越し貧乏中です(^^;
そのうえ、倹約しないといけないのに、今まで抑制されていた購買欲求がむき出しです!
買い物がしたくて、外食がしたくてたまりませーん。
この一週間、サンエーに通い詰め、食事はマックとピザーラ三昧の日々でした。
狂った様にマック食べました。胃もたれしました。
もう限界です。みそ汁生活に戻りますー。

でも、都会は物が安いですね。
ほうれん草が一束98円、白ネギ3本98円。九十八円オンパレード!
特売日が毎日あるし、食料品はだいぶ節約出来る環境です。
自炊すれば食費はほとんどかからなそう。でも、外食したらお金が湯水の如くに流れてしまいそう。
与那国では外食は少なく、そのかわり物が高かった!
どっちがいいのかは、わからないけれど、どっちもメリットデメリットがありますね。
面白いです。
今住んでるところはお金持ちが多い地域です。お母さん達はみんな朝から化粧しているので、私も今日は6時半に起きてメイクしました。
子供達もなんだかブランドの服を着ています。
息子は相変わらず、ウルトラマンのシャツを毎日洗ってつけています。
ちょっぴり恥ずかしいけれど、息子は嬉しそうなので、私も嬉しいです。

昨日はサンエーで新しいウルトラマンのTシャツを1枚買いました。
すごく喜んで、今朝早速着ていました。
幼稚園では号泣して大変だったけれど、どうにか中に入れて私からひっぺがして先生に抱っこされたレン。
これからの1週間が頑張りどころです!
大泣きする我が子に後ろ髪を引かれながらも、強い心と笑顔でバイバイしました。
頑張れレン!お母さんも頑張るよ!

ではでは、息子が帰ってくるまでにご褒美を準備しておきたいと思います!
また、近いうちに〜!

喜屋武ナオミ  


Posted by ナオミ・キャンベル(缶) at 10:11Comments(8)ワタクシゴト

2006年04月01日

コンテナでの引っ越し

2年前もユリの花のかおりがいっぱいだったなぁー。
29日の夕方、コンテナがやってきました。けっこう新しいコンテナでなかはキレイです。我が家は比較的荷物が少ないので、同じく那覇に転勤になる方と一緒に使い、折半することになりました。
ちなみにコンテナ代は値上がりしていて、九万五千円、設置代が二万千円、燃料費が七千八百円、これに消費税がプラスされます。軽自動車は四万五千円ちょい。
今日の午後引き渡しになりますが、くるまはぎりぎりまで使うので、明日の午後、じぶんで港に持っていきます。
那覇に行くコンテナには、自分で「那覇行き 名前」を書いて貼ったほうがいいと別の転勤者からのアドバイスがありました。
さて、昨夜は息子がおもちゃが無いと泣きわめき、主人がコンテナからひっぱりだすということがありました。子供のおもちゃは、コンテナの手前に入れるか、最後まで遊ばせて車に積み込むか、ゆうぱっくで送るかしましょう。エネルギーを消耗します|(-_-)|
  


Posted by ナオミ・キャンベル(缶) at 10:22Comments(3)与那国ライフスタイル

2006年03月26日

お馬の親子に親子で。

今日は与那国での最後の親子乗馬教室に参加しました。
今日は島を離れる子がいて、彼女も飛行機の時間ギリギリまで与那国馬と触れあっていました。春にお父さんの転勤で与那国に来た小学6年生の女の子。もともとは沖縄の子です。
中学からは沖縄の中学に通うことになったので、与那国ともしばらくお別れです。お父さんと息子は与那国に、お母さんと彼女は沖縄に。転勤族にはよくあることですが、私もいつかこういう生活を迎えることになるでしょう。でも、家族はちゃんと家族です(^^)
ゆうなちゃん、頑張ってね!
午前中も転勤で島を離れる友人たちを見送って、今日は目が涙でぐずぐずですわ。

ゆうなちゃんを見送って馬場に戻ると、マークンが「今日はおかあさんとれんくんと一緒に馬に乗ってあるこう」といいました。
???
そう!蓮も一人で馬にのり、私も馬に乗って並んで歩くというのです!
わーーーー!!!!すごーーい!
れんもわかっているのかこっちが驚く程、馬にしっかり乗っています。
先週、乗りたがらなかったのが嘘みたい。
マークンパワーです。
ホントに不思議な人です。

れんと一緒に並んで歩くなんて、まだまだ先の事だと思っていたから、とても嬉しかったなぁ。
今日はとてもとても幸せな、夢の様な乗馬でした。
私たちが乗せてもらった馬、マミマミとヨッシーも親子!
親子&親子で歩いたんですよー♪素敵でしょ?

おうまの親子は 仲良しこよし 
いつでも一緒に ぽっくりぽっくり歩く

お馬のかあさん 優しいかあさん
子馬を見ながら ぽっくりぽっくり歩く


そうそう!与那国馬ふれあい広場の馬達が、こどもの国に行く事になりそうです(^^)
在来馬の魅力、たくさんの人が触れあって体験して理解できる環境が沖縄にもできるなんてとっても嬉しいです。きっと与那国馬は人気者になると思うなぁー。
 






  


Posted by ナオミ・キャンベル(缶) at 23:12Comments(0)与那国ライフスタイル

2006年03月25日

島の物価とユイマール

島の物価とユイマール

はいた〜い!ナオミです(^^)ノ
立春を過ぎ、少しずつですが暖かくなってきました。とはいえ、風向きが変わり、北風が吹き始めるとまだまだ寒いこの季節。また、冬場は波が高くうねりもあるので、高波のため船が来なかったり、強風や天候不良のために飛行機が欠航したりする時期でもあります。
そんなときは島の商店やスーパーも品薄。
あたりまえの事なのですが、島の品物は数少ない船や飛行機で運ばれてきます。(当たり前ですね!陸路は無いのですから^^;)だから、輸送コストがどうしてもかかってしまう様です。だから、都会でよく見る「特売セール」なんて言うのも無いし、正直、いろいろなものが高いんですよ〜(涙)
大体、普通の1.5〜2.5倍ぐらい!ちなみにツナ缶が約250円、スパムは390円、白菜1/2が300円、キャベツ1玉が500円等々...。
目ん玉が飛び出る程に高いんです!この物価から言えば、島の生活というのはあまり楽とは言えません。「不便」です。でも、別の角度から見たときに、そこから見えてくる大切なものがありました。
不便だからこそ人と人との繋がりが深いということです。家庭菜園をしている人は野菜をご近所や親戚、世話になった人に分け、釣りをする人は魚を分ける。何も無い人は労力を分ける。そして、みんなが助け合って生きている営みがあります。そう!これこそが「ユイマール」精神です。以前は沖縄の至る所で見られたユイマールも便利な世の中になるにつれて、その価値を見失ってしまったのかもしれません。「沖縄から日本が見える」というけれど、「離島から沖縄が見える」事もあります。どんどん「便利」になっていく沖縄。その中で失いつつあるものも沢山あるのかな...BEGINの島人の宝の詩が頭の中に浮かびます。目に見えない大切なものを改めてこの島で考えさせられました。
(2005年・携帯サイトコラムにて special thanks miyagisan)
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便利になればなるほど、希薄になるのは人と人との繋がりだと、この島に来てはじめてわかりました。不便なこともありますけれど、必要なものは手に入る島。
そして、ないものをみんなで補っていこうとする環境が自然と出来ているのですね。
昔はあったはずのユイマール、最近みかけなくなっていませんか?
沖縄でも少なくなっているのかも知れません。
(写真は去年の旧暦3月3日浜下りの風景。去年は4月11日でした)  


Posted by ナオミ・キャンベル(缶) at 23:37Comments(2)与那国ライフスタイル

2006年03月25日

送別ソフトバレー会

今日は与中で夫の職場関係の皆さんが、今回転勤する人を送る会をひらいてくださいました。
夫をはじめ、今回転勤する人は四人。
ソフトバレーはじめてやりましたが、しょっぱなに顔面トスをしてしまいました…でも、頑張りました。楽しかったー!
おわったあと、となりのおばさんの家でしばしの間、おしゃべり。おばさんは与那国のお母さんみたいな人だったからなぁ。淋しいなぁー。
雨が振っていたので、家の戸をしめてから、二次会会場の農協へ。
みなさんといろんな話をして、与那国の思い出がよみがえり、涙がでそうです。島の皆さま、主人息子ともども本当にお世話になりました。

ミクシィで私をみつけた話もでてました!与那国ミクシィ増殖してるらしいですよー(^O^)つながるって嬉しいなぁー!
  


Posted by ナオミ・キャンベル(缶) at 20:25Comments(0)ワタクシゴト