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Posted by TI-DA at

2006年03月25日

サバニもらったよ!

八重山商工勝ちましたねー!もううれしいっ!
夕方、クブラの漁師さんの家に遊びにいきました。息子は漁師さん家にある小さなサバニが大好き。漁師さん手作りの三十センチぐらいの小さなサバニです。島を離れる息子に漁師さんがプレゼントしてくれました。帰りにサバニを置いてでようとする息子。
「れん、忘れているよ!」というと、?って顔。もらっていいってよー!って言ったら目をキラキラさせて、「お家にもってもいい?」という息子。意味がわかってなかったのねー。もらっていいとわかったとたんごきげん♪飛び跳ねてうれしそうにサバニをもって車に乗り込みました。よかったねー!漁師さんにもお魚いっぱいいただいたし、船で魚のさばき方も習いました。マブイの拾い方も教えてもらいました。この方もイルカみいな人かもしれません。野性のイルカってかんじかな?笑
本当にお世話になりました。ありがとう!もうちょいお世話になります。

夜は転勤奥様と夕食。日曜にでる二人、そして一年目の奥さんが一人。転勤妻の淋しさや悩みなどを時に笑いながら、時に真剣に話せた仲間です。
明るく楽しい仲間たち。同じ境遇の彼女達のおかげで与那国生活が楽しいものになった気がします。
三時茶しながらユンタクしたり、みんなで人面岩にいったりもしました!
沖縄に帰ったらモアイをしようと誓いました。私が幹事になりました!三千円モアイですよー(^_-)
沖縄出身の彼女達。彼女たちも与那国ライフを楽しんだ同士です(^_-)本当にありがとう!

業務連絡
あかばなーさんもモアイ入りません?(^3^)/  


Posted by ナオミ・キャンベル(缶) at 01:06Comments(3)ワタクシゴト

2006年03月24日

島での頂き物

頂き物。振り返れば、ホントにたくさん頂きました!
夫の仕事柄、休日や夜間などに呼び出されることもしばしばありました。島の方はとても律儀で人間関係を大切にします。お礼に、と野菜などを頂く事が多々ありました。

色んなものを頂きました。特に野菜は多かったです。
シーズンになると、同じ野菜が売る程やってきて、主人と「どうする〜」と苦笑いした事もありました(笑)「この野菜どうすればいいの!?嫌ーー!」と家事放棄したこともあったっけ!?
その後は、コツも憶えて保存したり、お裾分けしたりしましたけど、そんな事もありました(笑)ホントに最初だけですが。
そうそう!家庭菜園のお野菜は、無農薬だから虫がついていて、最初は虫やかたつむりに苦戦した事もあったんですよね(笑)
でも、考えてみれば、虫がついてるのが当たり前なんですよね。虫食いの無い野菜って、農薬がかかっているということを実感としてわかりました。

美味しかったなぁ〜。頂いた野菜たち。
食材を選んで料理するのと違って、こっちでは家にある野菜で料理するでしょ?
だからシンプルになってくるんですよね。蒸かす。茹でる。炒める。煮る。
それに少し調味料で味を付けるだけの料理が一番美味しかったなぁ〜。
飽きたら料理本を見て、アレンジしたりはするけれど、毎日の料理ってこんなもんでいいんだな〜って改めて思いました。
島のみなさん、美味しいお野菜を本当にありがとうございました!

旬のものを頂く。
当たり前のことなんだけど、便利な今の時代には、冬でも夏野菜食べたり、夏に冬野菜食べたりするもんね〜。
与那国では、みんなが旬のものを頂いているって感じ。
これってとっても素敵なことです。
与那国のいいところだと思います(^^)
初夏には新米が収穫される。
夏の瓜類。冬はクシティ。
山に行けばタケノコが生え、キノコや野草がある。
海に行けば貝や魚も捕れる。

そんなスローライフを実践している与那国って素晴らしいです!
このライフスタイルは、与那国の宝物ですね。
与那国の自然って素晴らしいです。
 
  
 
  


Posted by ナオミ・キャンベル(缶) at 15:00Comments(3)与那国ライフスタイル

2006年03月24日

世界最大級との遭遇!

与那国島には「アヤミハビル」という世界最大級の蛾がいます。「ヨナグニサン」と言う名前が一般的でしょうか?地元の方言でアヤミハビル。和名がヨナグニサンです。
ものすごく大きな蛾で、映画モスラのモデルにもなったヨナグニサン。そしてその美しい羽の文様は自然界の神秘と言う程、繊細で見事。それゆえに乱獲された時期もありましたが、現在は保護されており、絶滅はかろうじて免れたようです。与那国でもなかなかお目にかかる事の出来ない蛾なのですが、与那国に来て最初の夏、ヨナグニサンと出会う偶然があったんです!
与那国で初めてのビーチパーティーをしている時、明かりに誘われたヨナグニサンが迷い込んできてしまいました。真っ暗な砂浜の上をふわりふわりと大きな黒い陰が飛んでいるのです!最初は誰もがコウモリだと思う程でしたが、明かりを当ててみると、なんとヨナグニサンだったんです!やがて、明かりに誘われて地面に降りてきました。
良〜く見ると、産卵を終えた蛾なのか、だいぶ弱っている様で明かりを消してもなかなか飛ぶ事が出来ません。羽も所々、千切れていました。それでも、その美しさと大きさは驚きと感動ものですし、こんな間近で生きたヨナグニサンを見るチャンスなど、そうそうありません。カメラで記念撮影もバッチリしてしまいました(^^;)
指に乗せて、アダンの木に乗せてやると、しっかりとしがみつき、羽を何度かゆっくり開閉しています。私たちも宴を再開し、ヨナグニサンをそっとしておきました。帰り際、アダンを見ると、もうそこにその姿はなく、、、きっと、どこかへ飛んで行ったのでしょうが、まるで夢か幻を見ていた様な感覚でした。 
「真夏の夜の夢」といったところでしょうか。もう一度、ヨナグニサンに会えるかしら?あの美しい姿をもう一度見たいな〜と思う今日この頃です。
(2005年・携帯サイトコラムより)
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ヨナグニサン。家に張り付いていることはありませんでしたが、夜のドライブでは結構遭遇することがありました。
アヤミハビル館には、恋人への想いをアヤミハビルに託した琉歌があります。
きっと、月夜の晩に愛しい人を思いながら、読んだ歌ではないでしょうか。
ロマンティックですね〜!アヤミハビルはすごく綺麗だったなぁ。蛾って感じがしなかった。もともと、蛾と蝶のはっきりとした分類はないんだとか聞いた事があります。
気持ち悪い蛾もいますが、アヤミハビルは蛾でも蝶でもなく、もっと違う分類の生き物の様でした。印象としては、蝶と蛾と鳥の狭間の様な感じかな〜(笑)  


Posted by ナオミ・キャンベル(缶) at 10:00Comments(0)自然ノコト

2006年03月22日

アウエハント静子さん

アウエハント静子さん。彼女に会ったのは、10年前だったでしょうか。
ずっと忘れていた名前でしたが、昨日、御嶽のことを考えてる時、なぜか彼女の名前が頭をよぎりました。
イルカ人間の静子さん。彼女に会った時の体験は今も忘れません。
言葉を超えて、私に話しかけてきた人間はあの人ぐらいです。そして、出会ってからわずか3秒で抱き合って涙した人も。

話すと長くなります。とにかく、とても不思議な方でした。
そして、とても貴重な感覚体験をさせていただきました。

でも10年も経って、それも「御嶽」のことを考えているときに、彼女の名前が頭に浮かんでどうしても消えません。
居てもたても居られなくて、インターネットで調べてみたら、、、
「!!!」
やっぱり、意味がありました。
私の知らなかった事が出てきました。
アウエハント静子さんは、オランダ人の旦那様と沖縄の人類学民俗学を研究されていた方だったのです。
波照間の人々の生活とその人々と神々との交歓を本に記した方でした。1965年の写真の波照間の人々の信仰。
全然知らなかった〜!
きっと、この本が「御嶽とはなんなのか」という大きなヒントになる気がします。
また、神様にヒントを頂きました。ありがとうございます!

ごめんね。こんなの気持ち悪い〜って思う人もいるかもしれないけど、これホントなんだよ〜。開いてるときって、情報がドンドン入ってくるよね。不思議ですね〜。
感謝の気持ちを忘れない様に。ありがとうございます!
  


Posted by ナオミ・キャンベル(缶) at 23:26Comments(11)ワタクシゴト

2006年03月22日

島の引っ越し その2

う〜ん。
今日は電話回線の手続きと転居先でのインターネット工事の手続き、それから〜、えっと電気停止の連絡、那覇の引っ越し業者の手配などの連絡手続きをしました。

那覇では光ケーブルが使えるので、一気にインターネット環境はグレードアップします。
与那国では現時点でISDN回線かダイアルアップ接続のみなので、正直、ブログ書くのも辛いときがあったりします(^^;)携帯からの方が書きやすいので、最近はもっぱら携帯からのモブログとなりつつあるこのブログ。(今日はパソから)
しかし、現在進行している「離島ブロードバンド事業」だったかな?とにかく、久米島や与那国などの離島のブロードバンド化が進んでいるそうで、与那国も4月からADSLが導入されるとか。でも、少し前に聞いた話では中継局の問題で久部良地区はケーブルを通さなければならず、その経費を久部良集落で負担するのか、それとも島全体で負担するかで話し合われているとか。もう話はもしかすると進んでいるのかも知れませんが、そういう問題も話し合われつつ、ブロードバンド計画は進行中です。
4月からは島のインターネット環境も大きく変わりそうですね!
SOHOなどもできれば、若者の定着率も高くなるのかもしれません。

おっと、話が大きくそれました〜。私の悪い癖(^^;)
とにもかくにも、ISDNとのお付き合いもそろそろお別れです。
与那国でも動画やインターネットラジオが楽しめますね〜。良かったですね!
受けるだけでなく、ぜひ情報を発信するのも頑張ってほしいな〜。

それにしても、引っ越しの時期のせいでしょうか。プロバイダのフリーダイアルが待たせる事!待たせる事!諸手続きで20分以上かかってますよ〜。

沖縄電力与那国変電所に電話したら、移転などは八重山支店(石垣)との事でした。そうだった!忘れてました〜。こちらは簡単3分で終了〜。
それから、引っ越し業者は高かった...もしかしたら、もっと値切れたのかもしれない。
ちょっと後悔。。。安謝新港から泊まで10fコンテナ分で3万円だって。
2チャンネル見たら2万台でやってるところもあるみたい。
もっと見積もりした方がよかったかな〜、、、でも、日にちも時間も希望どおりだったので、疲れているし、もういいや〜と思ってオッケー出してしまった...
交渉事は疲れてる時にやってはいけませんね!戦闘態勢でいかねばと思いました。


  


Posted by ナオミ・キャンベル(缶) at 23:06Comments(2)与那国ライフスタイル

2006年03月22日

日本で唯一!?クシティって!?

与那国島に来て以来、私がず〜っと食べるのを心待ちにしていた野菜があります。この野菜の話を聞いたのは、与那国に来る前。私のバイト先のオーナーで中国系モンゴル人のPさんご夫婦。石垣島に居たとき、私は知る人ぞ知る美味しいラー油の工場で一時期アルバイトをしていました。そこのオーナーが作るお料理のなかに、よくこのお野菜が使われていて、私も大好きになりました。そして、与那国に転勤が決まってその話をPさんにすると、「与那国は○○を作ってるよ!与那国産はすごく美味しいらしいよ!」と教えてくれたのです。私はびっくり!だって、日本、それも沖縄で、この野菜を昔から食べているところがあるなんて全然知らなかったからです!一般的にアジア料理がブームになってから入ってきた野菜というイメージなんですよね。だから、すごく驚いたと同時に、とても楽しみにしていました。
与那国でその野菜は「クシティ」と呼ばれています。時期があって、この冬場にしか収穫出来ません。今、まさに旬のお野菜として、島のあちらこちらで出回っています。お店に入ると、その野菜の香りが漂ってくる程です。
さて、引っ張ってしまいましたが、そのお野菜とは「香草」そう、パクチーの事なんです!おそらく、日本で唯一、昔からパクチーを常食しているところだと思います。なんでも、昔から台湾との交流があった与那国島では、だいぶ古くから種が渡り栽培されているそうで、与那国の方にとって、パクチーは郷土の味なんですよ〜。もう、本当に琉球弧って広いな〜と、つくづく感じさせられました。知らない事だらけです!
こちらでは刺身のツマにしたり、サラダにしたり、てんぷらにしたり。
私もようやく念願の「クシティ」を頂きました!とても香りが良くて、美味しかったです。
機会があったら、ぜひ与那国のパクチー「クシティ」をお試しくださいね♪
(2004〜5年冬・携帯コンテンツコラムより・Special Thanks ! miyagisan)

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Posted by ナオミ・キャンベル(缶) at 15:00Comments(2)食ベ物ノコト

2006年03月22日

ヤシガニ体験記


この夏、生まれて初めてヤシガニを頂く機会がありました。沖縄各地に生息するヤシガニですが、那覇生まれ那覇育ちの私にとっては未知なる生物!ヤシガニ料理で有名な島の某居酒屋さん。その店先に置かれているポリ容器の中でゴソゴソと動く哀愁漂うヤシガニの姿を見ただけで、注文して食べる勇気はなかなか出ませんでした。だって、どう見たって「オオヤドカリ科」なんです。カニじゃないんです。(これって、おいしいのかぁ???)_注意_心の声です。
そんな私に、与那国島でお世話になっているネーネーから「内地の高校に行っている娘が島に帰ってきたから、今日はヤシガニ炊くよ〜!」とのお誘いが!嬉しいような、怖いような、ちょっぴり複雑な心境(^^;)
夕方、パパ(夫)と息子と一緒にネーネー宅へお邪魔すると、ちょっと張り切りすぎちゃったか一番乗りだったさ〜!ははは!(汗)その後、ぞくぞくと人がやってきて、ちょっとホっ!(笑)しばらくして、ネーネーに呼ばれてキッチンへ行くと...大皿にデデーン!と真っ赤に茹でたヤシガニが盛られていました!1.5キロはある巨大ヤシガニが二匹!大きな体に立派なハサミ!聞くと、今日の為に特別に採ってもらったとの事でした。ヤシガニのハサミはとても丈夫で、アダンの実だってバッサリ切り落としちゃうぐらいだそうですから、きっと捕獲するほうもされるほうも大変だった事でしょう。与那国島の人も、立派なヤシガニだとビックリしていました!(捕獲される時のヤシガニの勇姿もちょっと見たかったなぁ〜。)なんて思いつつ、いよいよ生まれて初めてヤシガニを食する瞬間がやってきたのでした!!!




さて、いよいよ私がヤシガニを食べる瞬間がやってきました。まずは茹でヤシガニ!ヤシガニのむき身はカニミソを付けて食べるのが最も美味しい食べ方だそうです。茹でられたヤシガニのそばには、器に入ったベージュ色のカニミソがありました。よく見るとカニミソの上には金色の脂が浮いていて、濃厚さが伺えます。早速、殻を割って食べようとしたのですが...ところが、この殻が硬いなんのって!悪戦苦闘している私を見かねて、ネーネーが肉たたきで豪快に割って身を取り出してくれました(^^;)やれやれ。そして、ミソをつけて身を口の中へ。弾力のあるたくましい食感の身と濃厚で自然な甘さのあるカニミソがとてもマッチしていました!特に、カニミソの美味しい事!今まで食べたカニミソとは全く違う味で、ウニや白子に近いクリーミで濃厚な味。でも、飲み込んだ後に残る香りはやっぱりカニミソ。仕上げはヤシガニのお出汁たっぷりの「すば(沖縄そば)」でした。こちらもカニミソたっぷり入っていて味クーター!どちらも忘れられない味になってしまいました。
さて、今回ヤシガニが主人公になってしまいましたが、この宴の本当の主人公であるネーネーの娘さんも久しぶりのヤシガニ料理とあってとても嬉しそう!それを見るネーネーもなんだか嬉しそう!与那国の人にとってヤシガニは「貴重な」ごちそうであり、「故郷の味」であり、そして「母の味」でもあるんですね。本当に貴重な体験をさせて頂きました!感謝です。
最後になりましたが、ヤシガニは現在、絶滅危惧種になっており、捕獲を控える様になっています。与那国でも捕獲の際は小さいヤシガニは逃がす、無用な捕獲はしない等、島の宝として大切にしています。
私自身も島以外で、ヤシガニを食べようと思う事はきっと無いと思います。この故郷の味がいつまでもこの島にあり続ける事を祈りたいと思います。
ナオミでした♪
(2005年夏携帯サイトコラムより)

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Posted by ナオミ・キャンベル(缶) at 12:50Comments(0)食ベ物ノコト