2006年03月25日
島の物価とユイマール
島の物価とユイマール

はいた〜い!ナオミです(^^)ノ
立春を過ぎ、少しずつですが暖かくなってきました。とはいえ、風向きが変わり、北風が吹き始めるとまだまだ寒いこの季節。また、冬場は波が高くうねりもあるので、高波のため船が来なかったり、強風や天候不良のために飛行機が欠航したりする時期でもあります。
そんなときは島の商店やスーパーも品薄。
あたりまえの事なのですが、島の品物は数少ない船や飛行機で運ばれてきます。(当たり前ですね!陸路は無いのですから^^;)だから、輸送コストがどうしてもかかってしまう様です。だから、都会でよく見る「特売セール」なんて言うのも無いし、正直、いろいろなものが高いんですよ〜(涙)
大体、普通の1.5〜2.5倍ぐらい!ちなみにツナ缶が約250円、スパムは390円、白菜1/2が300円、キャベツ1玉が500円等々...。
目ん玉が飛び出る程に高いんです!この物価から言えば、島の生活というのはあまり楽とは言えません。「不便」です。でも、別の角度から見たときに、そこから見えてくる大切なものがありました。
不便だからこそ人と人との繋がりが深いということです。家庭菜園をしている人は野菜をご近所や親戚、世話になった人に分け、釣りをする人は魚を分ける。何も無い人は労力を分ける。そして、みんなが助け合って生きている営みがあります。そう!これこそが「ユイマール」精神です。以前は沖縄の至る所で見られたユイマールも便利な世の中になるにつれて、その価値を見失ってしまったのかもしれません。「沖縄から日本が見える」というけれど、「離島から沖縄が見える」事もあります。どんどん「便利」になっていく沖縄。その中で失いつつあるものも沢山あるのかな...BEGINの島人の宝の詩が頭の中に浮かびます。目に見えない大切なものを改めてこの島で考えさせられました。
(2005年・携帯サイトコラムにて special thanks miyagisan)
______________________________________________________________
便利になればなるほど、希薄になるのは人と人との繋がりだと、この島に来てはじめてわかりました。不便なこともありますけれど、必要なものは手に入る島。
そして、ないものをみんなで補っていこうとする環境が自然と出来ているのですね。
昔はあったはずのユイマール、最近みかけなくなっていませんか?
沖縄でも少なくなっているのかも知れません。
(写真は去年の旧暦3月3日浜下りの風景。去年は4月11日でした)

はいた〜い!ナオミです(^^)ノ
立春を過ぎ、少しずつですが暖かくなってきました。とはいえ、風向きが変わり、北風が吹き始めるとまだまだ寒いこの季節。また、冬場は波が高くうねりもあるので、高波のため船が来なかったり、強風や天候不良のために飛行機が欠航したりする時期でもあります。
そんなときは島の商店やスーパーも品薄。
あたりまえの事なのですが、島の品物は数少ない船や飛行機で運ばれてきます。(当たり前ですね!陸路は無いのですから^^;)だから、輸送コストがどうしてもかかってしまう様です。だから、都会でよく見る「特売セール」なんて言うのも無いし、正直、いろいろなものが高いんですよ〜(涙)
大体、普通の1.5〜2.5倍ぐらい!ちなみにツナ缶が約250円、スパムは390円、白菜1/2が300円、キャベツ1玉が500円等々...。
目ん玉が飛び出る程に高いんです!この物価から言えば、島の生活というのはあまり楽とは言えません。「不便」です。でも、別の角度から見たときに、そこから見えてくる大切なものがありました。
不便だからこそ人と人との繋がりが深いということです。家庭菜園をしている人は野菜をご近所や親戚、世話になった人に分け、釣りをする人は魚を分ける。何も無い人は労力を分ける。そして、みんなが助け合って生きている営みがあります。そう!これこそが「ユイマール」精神です。以前は沖縄の至る所で見られたユイマールも便利な世の中になるにつれて、その価値を見失ってしまったのかもしれません。「沖縄から日本が見える」というけれど、「離島から沖縄が見える」事もあります。どんどん「便利」になっていく沖縄。その中で失いつつあるものも沢山あるのかな...BEGINの島人の宝の詩が頭の中に浮かびます。目に見えない大切なものを改めてこの島で考えさせられました。
(2005年・携帯サイトコラムにて special thanks miyagisan)
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便利になればなるほど、希薄になるのは人と人との繋がりだと、この島に来てはじめてわかりました。不便なこともありますけれど、必要なものは手に入る島。
そして、ないものをみんなで補っていこうとする環境が自然と出来ているのですね。
昔はあったはずのユイマール、最近みかけなくなっていませんか?
沖縄でも少なくなっているのかも知れません。
(写真は去年の旧暦3月3日浜下りの風景。去年は4月11日でした)
Posted by ナオミ・キャンベル(缶) at 23:37│Comments(2)
│与那国ライフスタイル
この記事へのコメント
与那国へ住んで、日本のことがよく分かりました。
東京だけにいたら井の中の蛙になるところデシタね。
自分の住み慣れた場所を離れてみることは、いろいろなことが
客観的にみれるなぁ~と思いましたヨ!
東京だけにいたら井の中の蛙になるところデシタね。
自分の住み慣れた場所を離れてみることは、いろいろなことが
客観的にみれるなぁ~と思いましたヨ!
Posted by yumiっさ at 2006年03月26日 10:55
同感です。与那国には必要なものがありました。本島に戻ってきてなんと不必要なものの多いことか。与那国暮らしは私に本島に必要なものと、本当はいらないものがあるということを教えてくれました。本当に必要なものってそんなに多くないですよね。
Posted by あかばなー at 2006年03月26日 14:33