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2006年03月24日

世界最大級との遭遇!

与那国島には「アヤミハビル」という世界最大級の蛾がいます。「ヨナグニサン」と言う名前が一般的でしょうか?地元の方言でアヤミハビル。和名がヨナグニサンです。
ものすごく大きな蛾で、映画モスラのモデルにもなったヨナグニサン。そしてその美しい羽の文様は自然界の神秘と言う程、繊細で見事。それゆえに乱獲された時期もありましたが、現在は保護されており、絶滅はかろうじて免れたようです。与那国でもなかなかお目にかかる事の出来ない蛾なのですが、与那国に来て最初の夏、ヨナグニサンと出会う偶然があったんです!
与那国で初めてのビーチパーティーをしている時、明かりに誘われたヨナグニサンが迷い込んできてしまいました。真っ暗な砂浜の上をふわりふわりと大きな黒い陰が飛んでいるのです!最初は誰もがコウモリだと思う程でしたが、明かりを当ててみると、なんとヨナグニサンだったんです!やがて、明かりに誘われて地面に降りてきました。
良〜く見ると、産卵を終えた蛾なのか、だいぶ弱っている様で明かりを消してもなかなか飛ぶ事が出来ません。羽も所々、千切れていました。それでも、その美しさと大きさは驚きと感動ものですし、こんな間近で生きたヨナグニサンを見るチャンスなど、そうそうありません。カメラで記念撮影もバッチリしてしまいました(^^;)
指に乗せて、アダンの木に乗せてやると、しっかりとしがみつき、羽を何度かゆっくり開閉しています。私たちも宴を再開し、ヨナグニサンをそっとしておきました。帰り際、アダンを見ると、もうそこにその姿はなく、、、きっと、どこかへ飛んで行ったのでしょうが、まるで夢か幻を見ていた様な感覚でした。 
「真夏の夜の夢」といったところでしょうか。もう一度、ヨナグニサンに会えるかしら?あの美しい姿をもう一度見たいな〜と思う今日この頃です。
(2005年・携帯サイトコラムより)
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ヨナグニサン。家に張り付いていることはありませんでしたが、夜のドライブでは結構遭遇することがありました。
アヤミハビル館には、恋人への想いをアヤミハビルに託した琉歌があります。
きっと、月夜の晩に愛しい人を思いながら、読んだ歌ではないでしょうか。
ロマンティックですね〜!アヤミハビルはすごく綺麗だったなぁ。蛾って感じがしなかった。もともと、蛾と蝶のはっきりとした分類はないんだとか聞いた事があります。
気持ち悪い蛾もいますが、アヤミハビルは蛾でも蝶でもなく、もっと違う分類の生き物の様でした。印象としては、蝶と蛾と鳥の狭間の様な感じかな〜(笑)  


Posted by ナオミ・キャンベル(缶) at 10:00Comments(0)自然ノコト

2006年03月20日

在来種に触れあう。

沖縄在来山羊を初めてみました!
白いヤギ(ザーネン種)しか知らなかった私。
このマダラ模様の小さなヤギは以前から見てはいたのですが、在来山羊とはまったく知りませんでしたし、沖縄に在来ヤギがいる事すら知りませんでした!山羊は全部外来種だとずーーっと思い込んでいたからですね。
アグー同様100%の在来種はほとんどいないらしいのですが、掛け合わせで在来の血をひく山羊は少数ながらいるのだそうです。

ネットで調べてみると、トカラ山羊やシバ山羊など、日本固有の山羊がいるんですね〜。

沖縄に昔から住んでいた山羊は与那国馬同様、熱さにも強く、小さいのが特徴だそうです。
沖縄の在来種って案外いっぱいいて、それでいて頭数がだいぶ減少してしまっているんですね。大切にしていかないといけない生き物達っていっぱいいるのかも。

ヨナグニ馬も山羊も触れあって、愛おしさを感じます。逞しさやぬくもりを感じます。
こういう在来種の保存とふれあいって大切なんですね。

「よなぐにふれあい広場」のマークンがやってることって、ホントに凄い事なんだなぁ〜って改めて思います。

ヤンバルクイナとかウミガメとかいろんな生き物を保護する動きがありますが、それと同時に彼らが愛らしくて素晴らしい生き物であることを体感する機会がもっとあれば、きっとみんながもっともっと生き物を大切にするようになるんだろうなぁーと思わずにはいられません。
慈しむ心を育てることが、きっと大切なんだって思った昨日でした!

ヨナグニを出てからも、息子が自然と触れあう時間を作ろう!ぜったい!  


Posted by ナオミ・キャンベル(缶) at 11:56Comments(0)自然ノコト

2006年02月16日

名前が判明!


先日の白いお花の名前が判りました!
っていうか、可憐な姿とは裏腹な一面を持つ植物でした。

まずは、与那国町教育委員会「与那国島の植物」よりの抜粋。
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エゴノキ<エゴノキ科>
方言名/ッターマ ッタマ
・山裾から山地に生える。冬から早春(1月〜3月頃)たくさんの白い花が下向きに咲き美しい。
・材はやや堅く弾力性があり、小屋の垂木や柱に使い、また薪にする。
※果実にはサポニンを含み、有毒。
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方言で「ッターマ」という難しい発音!試しに声に出して読んでみましょう!

「ッターマ」

ちょっと言いにくい。

そして、果実が有毒というのを聞いて、(あー食べなくてよかった)と心の中で思いました。やっぱり植物はむやみにかじったりしてはいけませんね!
rさんにも「ユキさんち」のユキさんにも注意されました(^^;)
以前、茄子みたいな植物を見つけた時、かじろうか迷った、といったら、rさんが「ナオミちゃんは、かじりそう!ダメだよ!」って(笑)
全くその通りです。
皆さんも気をつけてくださいね。
というのも、お腹を壊す程度ならいいのですが、この果実は魚を殺す威力があり、昔は漁に使われていたのだそうです。
名前の由来も味がエグイから「エゴノキ」
.....
たしかに人間でも、すごく綺麗だけど毒のある女性っていますよねぇぇぇぇぇ。
今回はギャップにやられました!(^^;)

詳しくは、下記のリンクをごらん下さい。
http://had0.big.ous.ac.jp/~hada/plantsdic/angiospermae/dicotyledoneae/sympetalae/styracaceae/egonoki/egonoki.htm  


Posted by ナオミ・キャンベル(缶) at 21:41Comments(1)自然ノコト

2006年02月14日

白い花。

どぅなん山里で 出会る真白花
美らく咲ちたぼれ 何時世までぃん



初めて琉歌を詠んでみました(照)
下手クソだけど、素直にそう思ったなぁ〜。
綺麗な花。
何時までも美しく咲いていてください。
与那国と共に。  続きを読む


Posted by ナオミ・キャンベル(缶) at 22:27Comments(2)自然ノコト

2006年02月09日

与那国馬に乗る。



去る日曜日、お天気が良かったので与那国ふれあい広場でやっている日曜親子乗馬に行ってきました。年末に一度行ったのですが、雨の為お休みだったリベンジです!
息子と一緒に行ってみると、比川小の乗馬クラブの皆さんが先に広場に来ていました。
しばらくして、スタッフの皆さんがやってきて、さて乗馬!と思いきや、まずは馬達のお世話からです(^^)
比川小の子供達は手慣れた手つきで馬達にブラシをかけたり、毛玉をほどいたりしています。息子と私も仲間に入れてもらい、ブラシの掛け方を教えてもらいました。
オーナーのマー君(なれなれしいですが、子供達もスタッフも皆がそう呼んでいるので...笑)は、まだ3歳の息子に丁寧に教えてくれました。暴れん坊の息子もマー君のことを気に入ったみたいです。
「調教前って感じだね〜」と息子を見てマー君はニッコリ。
そうです。調教前です。調教してほしいぐらいです(^^;)

  

馬達を綺麗にしてあげて、馬を連れて馬場へと移動。
いよいよ乗馬!と思いきや、整列して手綱を弾いて馬と一緒に馬場を歩き、ウォーミングアップ。間隔を維持して、並足、早足で進みます。
馬にも合図を送る練習。
「ハイ」が進め。
「ダー」で止まる。
息子も小学生のお兄ちゃんと一緒に手綱を持たせてもらいました。
でも「ハイ」「ダー」はすっごく小さな声。

その後、いよいよ乗馬!息子も初めての乗馬です。
怖がりながらも楽しそうに馬にまたがりニコニコ。
でも、私の手は離さないっ!(笑)
でも、なれてくるにしたがって、声は小さいけれど「ハイ」「ダー」と言う様になってきました。お兄ちゃん、お姉ちゃん達の様子をみて真似ているみたい。
何回かですが、私の手を離していました。手が離れている事に気がついては、掴むって感じです。なんだか、楽しそう(^^)
とはいえ、まだ3歳。ある程度乗ったら満足したらしく、馬から下りたいと言って、木に括り付けられたブランコに一目散で走っていってしまいました。
でも、お馬さんは気に入ったみたいです。

それにしても比川小の子供達の乗馬の上手い事!そして、みんな良い顔してるなぁ〜!
ホントに乗馬が好き、馬達が好きってかんじ。伝わってきます。
最後に私も乗せてもらいました。
ありがとうございました!  


Posted by ナオミ・キャンベル(缶) at 17:00Comments(3)自然ノコト

2006年01月19日

歳暮南風の季節


与那国島では、1週間ほど暖かい気候が続いています。
そう!南風が吹いているから(^^)
旧正月前の一週間、こうした南風が吹き、温暖な週があります。
八重山ではこれを「歳暮南風」といい、この旧正月前の一週間のうちに沖縄や他の島へ船を出したといいます。また、アーサの時期でもあるので、歳暮南風のときにはアーサ採りの風景もよく見られます。(与那国ではあまり見られませんね!)
でも、晴れているからと油断してはいけません!冬の南風は本当に曲者!油断して布団を干して隣りの奥さんとユンタクしているとパラリと降ってくる事もしばしば。
今日のお昼のラジオでも「冬の南風の吹く時ね 近所廻りや止な」と言っていました。
洗濯物のチェックも忘れない様にしないとね〜!

昨日、保育所の帰り道、息子とナーマ浜に寄りました。大友商店でブルーシールのおばけアイスを買って♪
息子はアイスを食べ終えると、一目散に浜へ。ザッぷーん!ありゃりゃ。。。飛び込んでしまいました...
夏みたいだもんね〜...(^^;)


  


Posted by ナオミ・キャンベル(缶) at 17:16Comments(3)自然ノコト

2005年12月04日

人面岩



先日、某メンバーとともに人面岩へ行ってきました〜。
・・・ちょっと怖い人面でした。

それよりも、蝶の数がすごくてビックリしました!
自然がいっぱいでこちらの方が良かったかも(^^+
人面岩は見逃してしまいそうな場所にありますので、お出かけの方は注意深く探して下さいね(^^)  


Posted by ナオミ・キャンベル(缶) at 01:14Comments(0)自然ノコト

2005年11月28日

ワイルドフラワー



与那国島で楽しみといえば、なんといっても個性的な動植物ではないでしょうか。
とくに、与那国の短い春と秋に野山や草原で見られる花々はたまらない。
愛らしいワイルドフラワー達は、何処かで見たようでありながら、独特の個性を放っているから。
それはまるで、いままでに気にも留めていなかった女性が、ふと見せた笑顔に驚き、そして一瞬にして恋してしまったような。
そんな気持ちにさせてくれる花々なのです。



  


Posted by ナオミ・キャンベル(缶) at 22:18Comments(0)自然ノコト

2005年10月24日

黄色い曼珠沙華〜与那国編〜

しつこくてゴメンネ〜!(笑)
与那国における「ショウキズイセン」について報告させて頂きます。

方言名:ウチニガイハナ
旧暦の2月と10月に行われる「ウチニガイ(牛願い)」の時期に咲くことに由来する。
※ウチニガイは家畜の無病と繁栄祈願の行事。
久部良集落では”ダティクトゥハルヌハナ”と呼ばれる事もある。ダティクトゥハルとは御拝所の名前で、その場所に群生していたことから、そう呼ぶ方々もいる。
また、拝所に多く咲く事から”ビディリヌハナ”とも呼ばれる。
※ビディリは与那国方言で拝所の事
拝所近くによく見られる花ということもあり、与那国でもあの世の花というイメージが昔からあった。
以前は庭先に咲くと嫌がられていたが、最近では観賞用として家の庭先にも植えられるようになっている。
現在では、方言名よりも「ヒガンバナ」と呼ぶ人の方が圧倒的に多い。
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色んな方に聞いてみたが、やはり「ヒガンバナ」と呼ぶ方が圧倒的に多い。
これは沖縄各地でも同じ!
ヒガンバナ科でもあるし、姿形も似ているので、本来のヒガンバナとは若干種類が違うがヒガンバナと呼んでいるのだろう。沖縄らしいアバウト感が個人的には好き。(笑)

ところで、ショウキズイセンはどのあたりから見られるのだろう???
南大東では赤い彼岸花が一般的だと聞くし、鹿児島も赤。
沖縄本島では私個人は野山でショウキズイセンを見た事がない。
石垣、与那国をはじめとする八重山では自生している。
宮古はどうだろう?
久米島が一番北になるのだろうか?

あ〜!これで終わりと思ったのに、疑問の嵐はおさまりそうもないねー!(^^;)  続きを読む


Posted by ナオミ・キャンベル(缶) at 11:20Comments(3)自然ノコト

2005年10月19日

黄色い曼珠沙華 訂正

先日、紹介した黄色い曼珠沙華について、訂正があります。
図鑑で調べたものとはまったく違う種類でした〜(^^;)
ごめんなさい〜!

和名:ショウキズイセン(鍾馗水仙)
学名:Lycoris traubii
いちおう、リコリスなのでヒガンバナ科。
たしかに黄色い曼珠沙華に間違いないのですが、学名がまったく違うヤツでした!
お詫びして訂正します。

ちなみに、与那国では「ウチニガイバナ」と呼ばれているそうです。

ウチニガイって方言で「牛願い」という意味だと思うけれど、どうしてショウキズイセンのことをそう呼ぶのだろう?
こちらは宿題とさせてもらいますね♪
  


Posted by ナオミ・キャンベル(缶) at 10:07Comments(2)自然ノコト

2005年10月05日

黄色い曼珠沙華


学 名 Licoris kinenshis
科 名 ヒガンバナ科 ヒガンバナ属
花 期 8月 〜 10月
別 名 キイロマンジュシャゲ
花言葉 快楽
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黄色い彼岸花が咲いている。
与那国に来て初めて見た「黄色い曼珠沙華」

紅色の曼珠沙華とは違い、とても可愛らしい印象がある。
紅色の曼珠沙華が「大人の女」だとしたら、黄色い方は「小悪魔」という感じ。

花言葉が「快楽」っていうのも頷ける。
なんだか自由奔放って感じだもの。

仏教では幸せの到来時に降ってくる天上の花と言われる曼珠沙華。
でも日本では、あの世を想像させる花になっている。それも、どちらかというと暗い方の「あの世」
たしかに土からニョキッと生えた姿はとても奇妙ではある。
でも、花はとても美しく、まさしくこの世のものとは思えない「天上の花」のイメージ。
特に黄色の彼岸花は幸せな印象さえ感じられる。

でも、嫌煙されているのにも、それなりの理由があるようだ。
彼岸花の球根には毒がある。
触れない様に恐いイメージを植え付けるのは、先人からの知恵だ。

南国に紅色の彼岸花はちょっと似合わない。
黄色い彼岸花がちょうどいい。
快楽という花言葉も、またステキ。  


Posted by ナオミ・キャンベル(缶) at 10:23Comments(8)自然ノコト

2005年10月05日

サソリが家に居たら、あなたならどうする?


八重山にはサソリがいるのを、皆さんはご存知?

今日、友人宅に行くと、ガラスの瓶の中に小さな蠍が入れられていた。
話を聞いたところ、家の押し入れの奥を整理していたら、コイツが出てきたそうだ。
.....

前にも書いたかもしれないが、私も某野外トイレで用を足した後に水を流したところ、サソリらしき虫が勢いよく流れていったことがあった。
お尻を刺されなくてよかった。という話をしたが、まさか家の中にまで侵入するなんて。
ちなみにこのとき見たのはヤエヤマサソリという種類のものっぽかった。

今回の友人宅にいたサソリは、どうやらマダラサソリらしい。
今ネットで調べてみたら
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和名:マダラサソリ
学名:Isometrus europaeus
分布 :南西諸島、小笠原諸島
生態 :人家の付近や畑などのがれきや石の下などに見られます。卵胎生です。
全長 :50〜70mm
参考文献
日本動物大百科8昆虫㈵:平凡社
------------------------------------------------------------------------
という記載があった。


ちなみにヤエヤマサソリは
------------------------------------------------------------------------
名:ヤエヤマサソリ
学名:Liocheles australasiae
分布 :宮古諸島、八重山諸島。
生態 :森の中の樹皮の下や倒木の下に生息しています。小さな昆虫などを食っていると思われます。オスがほとんど見つからないためメスだけの単為生殖の可能性が高いようです。
全長 :40mm
参考文献
日本動物大百科8昆虫㈵:平凡社
----------------------------------------------------------------------
なんだそうで。
どちらも有毒と言われるが、命に関わるような強い毒ではないそうだ。

それにしても、家の中でサソリが出たら。
私ならどうするだろう。
ちなみに私が小さい頃、うちでサソリは買っていた。
離して繁殖されても嫌だから、一生面倒みるかな。
それか、やっつけるかだね。

そういえば、先日旅で与那国入りをしていたマイミクの○○さんも、宿の部屋にヘビが出現してびっくりしたっていってた...
自然と隣り合わせって、危険とも隣り合わせだったりする?(^^;)
命に関わることではないけれど、ちょっとビビるかもねー。  続きを読む


Posted by ナオミ・キャンベル(缶) at 00:10Comments(4)自然ノコト

2005年07月19日

虹のある風景。


与那国に来て虹を見る事が多くなった。
スコールが多いせいだろうか。それとも建物が低いせいだろうか。
空が自然と目に飛び込んでくる。
そして虹を見る機会も増えている。
もしかしたら、子供と一緒にいるせいだろうか。
子供の頃はよく虹を見ていた気がする。
大人になってからは、だいぶ少なくなった。
背が高くなったのだから、虹を見つけるのが上手くなってもいいはずなのに。

理由を見つけるのはゆっくりでもいいのかな。
今は目の前の美しい風景を楽しめばいい。
子供の頃も大人になっても虹はいつも綺麗。
それがすべて。
  


Posted by ナオミ・キャンベル(缶) at 17:09Comments(5)自然ノコト

2005年06月17日

ソテツの雌花が咲いて来たよ〜!


こちらも宿題みたいな感じかな〜(笑)
前回、オトコ祭で興奮して取り乱してしまいましたが、ソテツの雌花が開き始めた様なので画像をアップしておきますね〜(^ー^)
haskappさ〜ん。これがソテツの雌花で〜す!
もう少しすると真っ赤な綺麗な実が出来ます。
粟国島では「そてつ実そ」っていうお味噌を作ってますよね♪
ソテツの実というと毒がある事で知られていますが、手間はかかるそうですが、ちゃんと処理をすれば食べられるんですって〜♪
私は食べた事も加工した事もないですが、戦後の食糧難の時代、うちの母が小さい頃は食べていたそうですから、食べていた人は多いかもしれませんね。

ちなみに動物達もソテツの実を食べる事があります。
与那国ではヤシガニがソテツの実を食べている事があり、それを人間か食べると中毒を起こすと言われています。
素人にはわかりませんが、ヤシガニをとったり料理している島人なら、味や色で違いが分かるそうです。
私には違いなど分かる訳も無く、自分でヤシガニを調理するのはちょっとコワイかも。。。  


Posted by ナオミ・キャンベル(缶) at 19:29Comments(1)自然ノコト

2005年06月15日

アダンの花


アダンの実の元気なオレンジ色が青空に映える季節がやってきますね♪
だいぶ色付いたアダンの実を見かける様になりました。

与那国に来てこの島の時間を受け入れると、アダンをゆっくり見る事が出来る様になりました。
そして目に入ってきたのはアダンの花。
今までアダンに触れていたはずなのに、どうして目がいかなかったのでしょうね。
一つ一つはとても可愛い花だけど、群れになっている上に白い葉で覆われていて、なかなか花だとは気付きません。
なにか見られてはならない秘密があるような。
そんなアダンの花。
実とはかなり印象の違う、その雰囲気は「秘め事」なんて花言葉を付けたいような、そんなお花です。
  


Posted by ナオミ・キャンベル(缶) at 09:00Comments(4)自然ノコト

2005年06月13日

トイレでサソリ流しちゃった〜!


突然ですが、沖縄にサソリがいるってご存知ですか?
居るんです。サソリ。蠍。さそり。
南西諸島でも八重山に生息するサソリが2種類いるんです。
「ヤエヤマサソリ」と「マダラサソリ」。
どちらも有毒ですが微毒だそうで、刺されても命を落とす事はないそうです。
写真はヤエヤマサソリだそうですが、実は、これを見ちゃったんですよね。
それも、トイレで...使用後に。。。

あれは土曜日だったかな〜?
与那国の某施設の屋外トイレに息子と入ったんです。
なかなかの自然に囲まれた素敵な場所。
自然観察を終えて、トイレして帰ろ〜っとトイレに入りました。
2人で用事を済ませ、水を流した瞬間!
あれれれれれ〜〜〜〜〜????
一瞬の出来事でしたが、和式の後ろ部分の水が出てくる穴から、確かにサソリが出て来て、あっという間に水の渦に飲み込まれていってしまいました...

あれれれれれれ〜〜〜〜????

お尻刺されなくてよかった。
ホントに。  続きを読む


Posted by ナオミ・キャンベル(缶) at 15:57Comments(1)自然ノコト

2005年06月09日

未知との遭遇!


今日は朝の経った1時間程の間に、かなりの確率で「未知との遭遇」がありました。
車で道を走っていると、まあ出てくる!出てくる!
色んな生き物達!

まず登場したのがクイナみたいな鳥が車の目の前を歩いている。
速度を落として、近づいたら、ナントちょっと飛びました!
飛べるさっ!やれば出来る子さ!

それから、続きましてはトカゲ君。
小さいので見えにくいけど、良ーーく見たら確かに威嚇していますね。
勝てないよー!待ってるから、ちょっと早めに歩いてくれると嬉しいな〜。みたいな。

その次は、ウズラでは無いけど、ウズラの赤ちゃんみたいなヒナ鳥が山道の草陰からチラリ。降りて観察しようとしましたが、隠れてしまって見えなくなりました。
可愛かったな〜。

それから、それから!ビックリしたのが、巨大蛇ね。
大蛇ってやつですね。半分しか道路に出てなかったけど、2メートル以上。3メートルぐらいかもしれない。
私の手首ぐらいはありました。ヨナグニシュウダです。
よく見る蛇だけど、異常に大きかったから、またまた車から降りて探したけど、あっちもビックリしたみたいで逃げてしまってました。残念...
旦那に言ったら「ウソつけ!」と言われてしまいました。
ウソじゃないのによ〜(−3−)って感じです。

さてさて、その次は男前のヤギ君。
黒地に白い靴下を履いてる風のヤギ君。
沖縄はシロヤギが多いから、ちょっと目立つ彼。
私が降りて行ったら、ビックリして草むらに後退。
でも、「メーメー!おいで!」というと、しっぽパタパタさせるんです。
見かけによらず可愛いヤツ。近くまでは来てくれなかったけど、写真は撮らせて頂けました。
ありがとう。ヤギ君。






  


Posted by ナオミ・キャンベル(缶) at 14:38Comments(0)自然ノコト

2005年06月01日

未知なる野ボタンの味

 
与那国では色んな植物を見る事が出来ます。
与那国固有の植物はもとより、沖縄県内各地に自生しているけれど、山中でしかお目にかかれない植物も気軽に観察する事が出来ます。
これもハブの居ない島であり、自然が生活の近くにある与那国ならではではないかと思います。
この季節に車を走らせると、紫色の愛らしい花をよく見かけます。
それが野ボタンです。
てぃーだブログ内の東南植物楽園の学芸員さんのブログで詳しい説明が書かれていました。
それによると、ナント昔は沖縄の子供達にとって身近な果実だった様です。
ヤンバルでは先日、ヤマモモのシーズンを迎えたと新聞にありましたが、私の小さい頃までは母の故郷ヤンバルに行くと畦道などで母が野苺を見つけて食べさせてくれたものでした。
私は那覇育ちですから、果実を見つけて摘んだりする生活を知りませんので、母が草むらから美味しいものを出すみたいで、まるで手品をしている様に写っていました。

母になった今、与那国島に来てこういう旬の味に出会う事は私にとってはとても貴重な体験であり知識になります。
まだ、実を付けていない野ボタンですが、夏の終わりごろに母がやってくれた手品の様に息子の口に果実を運んであげたいものです。
学芸員さん、ありがとうございました。  続きを読む


Posted by ナオミ・キャンベル(缶) at 10:51Comments(0)自然ノコト

2005年05月30日

アスファルトの無い風景


アスファルトに覆われてしまった道は、何処となく日常とリンクしています。

ゆらゆらと夏の陽射しに照らされる目の前の道は、蜃気楼の様な現実社会。

アスファルト色の世界。
向こう側に見えるのは、コンクリートの壁と少しの青空。

飛行機に飛び乗り、夕日を追いかけてみよう。

辿り着くのは、西の果て。

アスファルトの無い道は、強烈な陽射しとは裏腹に、何処か涼しげで、リアルな世界への入り口。

砂利道の夕景はとても優しく、綺麗な涙が頬をつたって流れ落ちます。

その行き先もやはりアスファルトではなく、白い砂利。

すーっとしみ込む涙もまた美しいのです。


  


Posted by ナオミ・キャンベル(缶) at 23:50Comments(2)自然ノコト

2005年05月28日

干潮時のダンヌ浜

この季節の春から夏にかけての大潮の時期は、年間で最も潮の引く季節。
潮干狩りをするには楽しい季節です。
与那国島は断崖の島で打ち付ける波も高いので、なかなか海岸線に近づくのが難しいのですが、この季節だけは違います。
遠浅になるポイントがあるので、そこで潮干狩りを楽しみます。
生き物の観察にも最適なシーズン。

海浜整備の進んでいない与那国では自然のままの環境が沢山残っています。
沖縄の海岸で潮が引くと見られる珊瑚礁の池(礁池)が出来、そこでお魚や貝、珊瑚を見る事ができるのですが、30年前の沖縄本島の海岸線を思わせる自然の宝庫です。
本島ではこういう自然の海岸が少なくなってしまいました。

このダンヌ浜も海浜整備が行われ、トイレやシャワーなどが設置されていますが、海はほとんど手つかずで整備した様に見受けられます。
小さなビーチだし普段は波が高いのですが、とてもいいビーチだと思います。
  


Posted by ナオミ・キャンベル(缶) at 22:26Comments(0)自然ノコト