2005年06月01日

未知なる野ボタンの味

未知なる野ボタンの味 未知なる野ボタンの味
与那国では色んな植物を見る事が出来ます。
与那国固有の植物はもとより、沖縄県内各地に自生しているけれど、山中でしかお目にかかれない植物も気軽に観察する事が出来ます。
これもハブの居ない島であり、自然が生活の近くにある与那国ならではではないかと思います。
この季節に車を走らせると、紫色の愛らしい花をよく見かけます。
それが野ボタンです。
てぃーだブログ内の東南植物楽園の学芸員さんのブログで詳しい説明が書かれていました。
それによると、ナント昔は沖縄の子供達にとって身近な果実だった様です。
ヤンバルでは先日、ヤマモモのシーズンを迎えたと新聞にありましたが、私の小さい頃までは母の故郷ヤンバルに行くと畦道などで母が野苺を見つけて食べさせてくれたものでした。
私は那覇育ちですから、果実を見つけて摘んだりする生活を知りませんので、母が草むらから美味しいものを出すみたいで、まるで手品をしている様に写っていました。

母になった今、与那国島に来てこういう旬の味に出会う事は私にとってはとても貴重な体験であり知識になります。
まだ、実を付けていない野ボタンですが、夏の終わりごろに母がやってくれた手品の様に息子の口に果実を運んであげたいものです。
学芸員さん、ありがとうございました。


学芸員の部屋:がちまいの形跡
http://sebg.ti-da.net/e418988.html


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Posted by ナオミ・キャンベル(缶) at 10:51│Comments(0)自然ノコト
 
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